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新津駅は信越本線のほか、磐越西線と羽越本線を加えた3路線が乗り入れており、かつては駅機能のほか、機関区、工場、そして東西南北の4つに分かれた操車場を持ち、人口の80％が鉄道に関する仕事に就いているといわれた「鉄道の街の駅」として知られる駅です。
そのような駅には大小様々な詰所もありました。
本作品はその中の一つを題材としています。前作「タイプ1」と軒を並べて建っていたものです。ただし単体の詰所としても成り立つように模型的にアレンジしてあります。

建物は典型的な国鉄型ともいうような作りです。
一つの建屋の中に事務室兼休憩所と倉庫があります。室内は安全旗が掲げられており、カレンダー、作業予定を記入する黒板、その他注意書きがあります。もちろんやかんなども見えます。

屋根は鉄粉や埃がかぶっています。建物の下の隅にはコケらしきものも見えています。
庇の方づえは今までよりも細いものにしてより繊細さを出しています。
庇の波板の錆の表現にも注目してください。