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年末の映画、ドラマの定番と言えば「忠臣蔵」。
300年経た今でも日本人がこよなく愛する忠義の物語です。
その主人公ともいうべき大石内蔵助（おおいしくらのすけ）をヴィネット（小型ジオラマ）作品にしました。

ベースキットはタミヤのプラモデル（2013年2月時点では絶版の様子）を使用しておりポーズも同じですが、袴以外、ほぼ全面にわたってディテールを作り直しています。
顔は「赤鬼をイメージした」という言葉通り、ベースキットとは別人のようにガッシリと力強い顔つきに改造され、塗装も紅潮して赤みを帯びた表現になっています。わずか5mmほどの顔で鬼の形相を表現するため、ハイライトをしっかり入れて凹凸が強調されているのもミソ。
塗装は顔だけにあらず。肉眼では読むのも難しいほど細かな文字は浅木氏の手書きで、形状に合わせてゆがんだ状態も見事に再現されています。
袴の柄は・・・もうご覧いただいただけで説明不要の職人技です。