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「近江鉄道」 HO(16番)レイアウト・セクション ：西村慶明 塗装済完成品 1/80
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西村慶明 塗装済み完成品 1/80スケール（HO、16番）
作品サイズ：およそ幅45cm x 奥10cm x 高さ12cm
軌間（線路間の幅）：16.5mm
備考：作品を保存、運搬するための保護箱（木製）が付属します。
写真の車輌（AOBA製「国鉄ED31形凸型電機 真鍮キット」を組み立て塗装。動力あり。ウエザリング済み）が付属します。
付属の車輌は走行可能な状態ですが、作品上では走行できません。
貨車は作品に接着されており取り外しできません。
情報編集：さかつうギャラリー
| 商品コード : 99970070029 |
| 価格 : 143,000円（税込） |
| ポイント : 1,430 |
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1万円以上は配送料無料
ある夏の暑い日、近江鉄道 彦根駅の片隅で見かけた風景を情景仕立てにしました。
夏草の生い茂る側線のどん詰まりで子供たちが虫取りに興じています。虫が逃げ込んだ先、ツタで覆われた小山のようなそれは、打ち捨てられた有蓋貨車でした。
その傍にはED31が車輪止めでロックされ、たたずんでいました。
情景のED31形は、1923年、伊那電気鉄道デキ1形電気機関車として生まれ、戦時買収で国有化。
戦後ED31形と改番された後、近江鉄道に売却されて本線や彦根セメントなどで1988年まで貨車牽引に従事していました。
その後、細々と工事車両の牽引や入換などをしていましたが、2004年以降は、事実上、彦根駅構内側線での行き来に留まっていたようです。
夏のむせ返るような草のニオイを思い起こさせるような情景作品です。
ツタの葉は塗装でそれぞれが異なる表情、グラデーションで表現されています。
子供との対比で感じる生い茂った下草の高さ。廃車体となった貨車とあいまって、ノスタルジックな雰囲気が楽しめます。
