ショップさかつう.com

「残り柿と藁葺き屋根農家」（動画制作：さかつうギャラリー）


鉄道模型、ミニカー等のミニジオラマを得意としているArt Stage K（アート・ステージ・ケイ）の作品です。
庭の柿の木には実が数粒残されています。残り柿は木守り柿ともいわれ、来年の豊作祈願、木への感謝、鳥や動物へのおすそ分けなどの意味がある風習。さっそくカラスがご相伴にあずかろうとやってきたようです。
その下ではニワトリの家族と、農作業を終えて縁側で一服する二人。特に会話はなくとも穏やかな秋の日に包まれて流れる小さな幸せがそこにあるのでした。

卓越した技術で細かなパーツを精密に自作。場面を構成する要素選び、配置も巧みなので、作品サイズは小さくとも360度、じっくりと鑑賞して楽しめる作品になっています。
当時はどこにでもあった、誰も気に留めない日常風景。
いつの間にか姿を消して、人々の記憶からも薄れていく昭和の懐かしい情景。ぜひご自身の手の上でお楽しみください。

ほかにもArt Stage Kの作品がございますので、どうぞご覧ください。